自分語り+勧誘【ボードゲーム編】
今日はボードゲームについて。
人に趣味を聞かれると、私は大抵 「ボードゲーム」 と答えます。
すると大体、こう返されます。「ボードゲームってどんなの?」
確かにイメージしづらいかもしれません。日本で一般的にボードゲームと呼ばれているものは、大きく2つに分かれていると思います。
一方は囲碁、将棋といった運の要素が絡まないもの。
そしてもう一方は人生ゲームやすごろくのように、殆ど運で勝負が決まるもの。
では、私が普段遊んでいるボードゲームはどちらかというと、そのどちらでもありません。運と実力の要素が良い具合に混ざり合った、ドイツゲームと呼ばれるものです。
最近は浸透してきた感じもしますが、まだまだ一般的とは言えないドイツゲーム。
例を挙げると、カタンやドミニオンなどが特に人気で有名です。サイコロを振って資材を集め、カタン島の開拓の速さを競うゲーム。プレイヤー同士の交渉もあり、駆け引きがアツい。実際に建物をボードに置いていくので、開拓の進みを感じられて楽しい。
様々なカードを組み合わせ、勝利点を集めるゲーム。初期デッキは全員同じだが、獲得するカード次第で自分だけのデッキを作り上げられる。数多くの選択肢からどんな戦術を選ぶか考えるのが楽しい。
前述した通り、ドイツゲームの魅力は運と実力の要素の兼ね合い。
予測できない偶然に対して、どうリスクヘッジするか、もしくはある程度の不運はしょうがないと割り切ってプレイするのかなど、頭を悩まされる場面が非常に多いです。
運の要素による逆転や大番狂わせなど、とても盛り上がりに富んでいます。
プレイヤー間の相互作用が多く、コミュニケーションツールとしても有用で、私はよくボードゲームカフェなどで初めて会う人と一緒に遊んでいます。
また実際にボードとコンポーネント(サイコロやチップ、建物のミニチュアなど)を用いてプレイするものが多く、ゲームの進行が見た目にも分かりやすいのも好きな点です。
名前からも分かる通り、ドイツ生まれのゲームが多いですが、最近は日本で創られたものも見られるようになってきていて、これからの発展にますます期待がかかります。
私とドイツゲームの出会いの場は、高校の部活でした。部活の名前は「物理部」だったのですが、実態は放課後ダラダラと遊んでいるだけの部活。(ここだけ聞くとライトノベルの舞台っぽいですが、致命的なことに女子が殆どいませんでした笑)
そこでカタンとドミニオンに出会い、ボードゲームの世界に触れます。ボードゲームが大好きになった私は、大学でもボードゲームをメインに活動しているサークルに入り、日夜部室に入り浸り様々なゲームをするようになります。
サークルの部屋にはボードゲームが古いものから新しいものまで200種類以上置いてあり、非常に恵まれた環境で遊べています。
ルールもシンプルなものが多く、友達同士でも、知らない人とでも一緒に盛り上がれるドイツゲーム。必死に考えるので、勝った時の喜びや負けた時の悔しさもなかなか味わうことの出来ないレベルです。
パソコンやテレビでやるゲームとはまた違った楽しさに、あなたも触れてみませんか?