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超感覚派から見た進化シャーマン

進化シャーマンについて書こうと思います。tier1のデッキについて今更何を書くのという話ですが、自分用のメモの役割も兼ねて残しておきます。従って、これは必ずしもデッキガイドというわけではありません。

始めに

最初に断っておくのが、私がなんの実績も無い*1プレイヤーだということ、そしてタイトルにもある通り超感覚派(悪く言えば適当)*2であることです。

ですので全体を通してレベルが低く、大雑把な記事なことを宣言しておきます。

 私は今月、進化シャーマンを使用してアジアサーバーの2位に到達できました。

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     f:id:supana1114:20170719230704p:plainデッキはこんな感じ。

今月から進化シャーマンを使い始め、マリガンやプレイングについても分からないことが多いのに勝てるということは、現環境での進化シャーマンの強さの証明だと思います。

前提となる環境についてですが、アグロドルイドがとにかく多く、次いで各種メイジ、あとは翡翠ドルイドや海賊ウォリ、挑発ウォリ、進化シャーマン、そしてミラクルローグといった感じです。たまにドラゴンプリーストもいました。

途中まではパラディンも多くいましたが、レジェになってからは殆ど見かけません。

デッキについて

殆ど変わった要素は無いと思います。ストーンヒルの守護者が1枚ライトニングストームになってることくらいでしょうか。アグロドルイドに絶対勝ちたかったので入れ替えました。最低2点保証のAOEというのはミラーマッチや海賊相手でも活躍しますし、対アグロ以外でも十分頼りになります。

最近は翡翠の精霊のエレメンタル化もあって、エレメンタル要素も混ぜたシャーマンが一時期話題になっていましたが、使ってみてよく分からなかったのでやめました。いずれにせよドッペルギャングスタ進化というのは最強ムーブなので、エレメンタルを混ぜるにしても進化セットは残した方が良いと思います。

 プレイングについて

全体を通して、私はこのデッキをかなりコンボデッキ寄りに使っていると思います。つまりドッペル進化コンボに拘るし、打点は血の渇きに頼るということです。理由は簡単で、ドッペル進化コンボは決めれば(ハズレを引かなければ)勝ちを固めるor不利を覆せるし、血の渇きは相手のライフを0にするのに十分な打点をもたらしてくれるからです。大事なのは例外だと思いますが、それはマッチアップについてで言及したいと思います。

ボードを取る→マナの潮のトーテムが生き残る→血の渇きやドッペル進化 という簡単な勝ちパターンを目指していくので、マリガンでは基本的に1マナや2マナのミニオンをキープすることになります。私もまだよく分かっていないので、マナカーブを考えながら適当に追加でキープしてます。

細かいプレイングについてですが、変わったことは特にありません。

血の渇き炎の舌のトーテム増える打点と、手札から出る打点(翡翠の爪翡翠の稲妻)は次のターンの盤面を想像しつつ把握しておいて下さい。回復の無い相手には特に大事です。また、当たり前のことですがオーバーロード(翡翠の爪ライトニングストーム)の管理と、炎の舌のトーテムに絡んだミニオンの置き場所には気を配ってください。

地底よりのものを4ターン目に出すために(つまりトーテムを2体だすために)、後攻1ターン目でコインヒーローパワーを選ぶことがあります。手札と相談。

このデッキ特有のこととして、6マナだけでなく各マナ帯突撃又は挑発持ちのミニオンについて把握しておいて下さい。(私は適当なプレイヤーなので確率等は知りませんが)進化退化した結果の可能性について、ある程度はイメージしておくべきです。さらには特殊な効果持ちのミニオンについて知っておけば良いことがあるかもしれません。

6マナ以外で知っておくと差がつく(かもしれない)ミニオンの例

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終末預言者のリスクを背負ってまで進化にトーテムや1マナミニオンを巻き込むかという議論がありますが、勝勢なら余計なリスクを背負う必要はないでしょうし、逆に敗勢なら逆転の目を増やすために巻き込むべきだと思います。

これは退化についても同じことが言えます。それしか勝ち目がないのであれば、退化で挑発が出ないことを祈ってプレイするのもありだと思います。

 各マッチアップについて

有利or不利の基準はすごく適当です。

対アグロは盤面をとることに集中。AOEやソフトトーントが多いため、基本的にはやりやすいです。また、血の渇きをボードを取るために使うことがしばしばあります。

対コントロール原始フィンのトーテムやヒーローパワーなど、なるべくリソースを消費せずに盤面を作り、血の渇きでの押し切りを狙います。マナの潮のトーテムを出来れば生き残らせたい。

  • アグロドルイド:かなり有利                     マリガンではポータルや爪、退化もキープでいいと思います。AOEは十分にあるので、退化を動き回るマナに打つことにこだわりすぎないでください。当たり前かもしれませんが、0マナのウィスプはもう退化できません。相手がまだバフを握っていそうな時は退化を慎重に。よくカニに海賊を喰われるので、出来ればファイアフライからスタートしたい。
  • 海賊ウォリアー:けっこう有利                    ポータルや爪もキープ。退化もかなり効くので他の手札がいい感じなら追加キープ。意外とギリギリのマッチアップだと思うので油断しすぎないように。先行1ターン目でもブラッドセイルの海賊を出すことが多いですが、出来れば効果を使いたい。地底よりのものアルカナイト・リーパーで倒されるので信用しすぎないように。相手が武器で体力を使ってくれるので、気づいたらリーサルなことが多い気がします。
  • 翡翠ドルイド:少し有利                       なるべく早く攻めたいが、ファンドラルや競売人など放っておけないミニオンが多いです。始祖ドレイクが非常に強いので、8マナ以降は気を配る(余裕があれば練気も含めたケアをする)。マリガンは普通ですが、手札が良ければドッペル進化セットをキープしても良いと思う。原始フィン及びマナの潮のトーテムなどの除去を強要して、マナ加速や翡翠を育てる行為を阻害していきたい。退化で挑発が出ないことを祈らなければいけないことがあります。
  • 挑発ウォリアー:かなり不利                     きついです。ドッペル進化をなるべく早く決めること、ある程度のリスクを背負うことが必要だと思います。挑発を消すために退化が有効です。
  • ドラゴンプリースト:普通                      対戦回数があまり多くないのでよく分かりませんが、対コントロールの基本通りに、なるべく節約して盤面を埋め、血の渇きを狙いましょう。相手のミニオンのスタッツが高いことが多いので、トレードを放棄しなければいけない場面がありますが、ドラゴンファイア・ポーションで負け確にならないように頑張って調整しましょう。
  • コントロールメイジ:少し不利?                   よく当たるのでなるべく勝ちたいが、いまいち勝ち方が分かっていません。相手の手札と発見次第では普通にやって勝てるのですが、なんだかんだ時間を稼がれて顔面に打点を撃たれて負けることも多いです。なるべく早く攻めたい。終末預言者フロストノヴァorリザードのコンボには、退化(怒れる大気のトーテムがあれば翡翠の稲妻翡翠の爪も)で対応できます。手札から打点を出せる状態アイスブロックを割れると良いです。呪文相殺が結構怖いので、余裕があればチェックします。ストーンヒルの守護者から温泉の守護者を発見できると、回復で計算を狂わせられることも。従って、既に十分な盤面なら埋めずに2枠残しておくと良いかもしれません。メイジとよく当たる場合はストーンヒルの守護者の2枚目や温泉の守護者の採用も検討したいです。秘密を喰らうものもあり得るかも。
  • 進化シャーマン:普通~少し有利                   ライトニングストームのおかげで若干やりやすいです。盤面をとることがとにかく大事。ポータルが主なAOEなので、このマッチでは進化をドッペルに拘らず、低マナミニオンが並んだ状態で使うことがあります。もちろん手札にドッペル+進化が揃っていれば狙っていって良いと思いますが、盤面をとるチャンスを逃さないようにしましょう。
  • ミラクルローグ:普通~少し不利                        序盤にローグ側の除去があるかどうかが非常に重要だと思います。しっかり軽い除去を引かれていると厳しいです。魔力の巨人を除去できないこのデッキにとっては、ミラクルローグは序盤に強くなった翡翠ドルイドのような存在です。幸いにもローグには回復が無いので、血の渇きをリーサル外でも積極的に使い、あとは呪文や武器で押し切りましょう。幻覚や怪盗紳士からAOEや回復を取られている場合も多く、予想できない要素が多いマッチなので、なるべく早く終わらせることが特に重要です。ブラッドメイジ・サルノスナイフの雨を既に相手が使っている場合は、ドッペルギャングスターを5ターン目に出すことが有効です。進化もドッペルに拘らず、ナイフの雨に強くするために適当に使うべきだと思います。エドウィンエスト中の冒険者は退化で大丈夫です。

大体思いついたことは書いたので、これで終わりです。また分かったことが増えたら追記したいと思います。

*1:私は殆ど大会に出たこともありませんし、もちろん良い成績も収めていません。また、普段は月末にレジェに滑り込めるかどうかのプレイヤーで、実際に先月はランク1で終わってしまいました。

*2:私はマッチアップごとどころか、全体の対戦数や勝率についても全く記録していませんし、マリガンも一貫していません。当たり前にミスプレイをしますし、デッキの残り内容も覚えていないことがある始末です。