現代風進化シャーマン
前の記事やtwitterでも言及したように、進化シャーマンについて追記したいと思います。本当はもっと研究をしてから書きたかったのですが、環境が変わってお蔵入りになるのは勿体ないし、今年のことは今年のうちに。
簡単のため、twitterに貼ったレシピを前提に書きます。
AOEを許すな
”現代風”進化シャーマンと銘打ったのは環境の変化を意識してのことです。
開発した当時は各種プリーストとキューブロック、アグロパラディンが存在感を発揮していました。逆に最も地味なのがシャーマンだったと思います(恐らく現在も)。
僕はシャーマン好きですが、プリーストとウォーロックのAOEがとにかくキツイ。進化シャーマンであればアグロは大丈夫なので、とにかくAOEの強いデッキに勝ちたくて色々変えた結果がこのデッキです。
AOEの強いデッキに勝ちたければ
・マナカーブを後半まで綺麗に作って継戦能力を高くする
・序盤でズルをする
の二択だと思ったので後者を採用しました。(前者をやりたければ翡翠かボーンメア)
注目するのは新拡張のスターとなった上振れの雄、回廊渡り蟲。進化との相性も最高。
元々進化シャーマン自体上振れデッキみたいなとこありますしね。
主役は蟲 ~進化は添えるだけ~
狙うのは最速蟲進化なので、進化を統べるものや不安定な進化までガン積み。AOEが打てないマナに蟲進化でEZ。より早い決着を狙うためにサロナイト鉱山の奴隷も採用して、蟲が引けなくてもゴリ押します。
そのために不要なカードは全て捨てました。アヤは重過ぎるし、マナ潮でドローなんてしている暇が無かった(実際これがベストかとは別の話)。マナ潮が抜けた上にヒロパを使う機会も減ったので地底よりのものも不純物です。
退化はキューブロックを倒すために必要だったのと、一定数いるドルイドの虫害やその他アグロデッキに対して強すぎるので採用。マリガンで蟲を狙う関係上キープをあまりしたくないので2枚です。
マリガンは例に漏れずよく分かってないので何となくで書きますが、基本的には蟲を狙っていけば良いはずです。僕は日和って1マナミニオンや爪をキープすることがありますが、蟲以外全て流す勢いの方が良いのかもしれません。
あと僕は進化をキープする宗教です。実際ドッペルやサロナイト進化でも強いし、蟲を進化させる手段として最も優秀なので進化と蟲を抑えるイメージ。
Creeper Stone (これもはや蟲シャーマンなのでは?)
プレイに関しても方針は上の通りでok。
気をつけるのは相手の蟲。相手より自分が先に蟲を出せるように、出すミニオンの数やATK、ミニオンの処理の有無を調整しましょう。序盤の蟲を簡単に処理できることは少ないので、出したターンに進化できなくてもとりあえず出しましょう。次のターンに進化でも全然ok。
以前の進化シャーマンに比べてアヤとドローが消えているので、前のめりにいきましょう。ドッペルやサロナイトの素出しもあまり躊躇しない。進化元と進化系のカードを大量に採用しているため、とりあえず一回ぶっぱ→除去されたらもっかいぶっぱ出来るくらいのリソースはあります。
そして困ったら退化。そのための2積みです。
9は悪魔の数字
古来より進化全般に関して注意しなければならないのが、ハズレの存在です。新拡張ではどちらかというとハズレが増えたので、進化するリスクについては常に考えていなくてはなりません。
特に9マナは3/3とか2/4とかゴミどもが追加されたので、基本的に8マナで止めるか、10(場合によっては11)までいきましょう。依然8マナは大体強い(死ねアノマラス)。
まだまだ進化シャーマンには発展の可能性が残されていると感じるので、みなさんも色々試してみて(強い/楽しい形があったら教えて)ください。
次はオーバーロードシャーマンについて書きたい。